キャンプ報告No.5

キャンプ場名 場所 環境
青木荘テント村 大町市(長野県) 林間・湖畔
キャンプ場の感想 料金:3200円(大人2:小人1)
サイトの前が青木湖と言うキャンプ場です。サイトは狭く、下は細かい砂利が敷いてあります。
青木湖畔の西側に小さなキャンプ場が6箇所かたまっています。湖畔のスペースが限られている為のようです。
隣のキャンプ場は貸ボートもやっていて、カヌーや白鳥型の足こぎボートなどのお客で賑やかでした。
そうは言っても、青木湖は俗化していない静かな湖で眺望は最高です。近くに店が無い自然派のキャンプ場です。
トイレは簡易水洗ですが掃除が行き届いていてきれいです。ただし、トイレットペーパーは各自持込だそうです。
木がかなり多いのですが、松の木の下は用心してください。松脂でタープ、テント、車がベトベトになってしまいます。
                                                          (03.07.26-28)
このキャンプのポイント
yahoo掲示板の「静かな青木湖」トピを見て行きたいと思っていたところでしたが、青木湖は予想以上でした。
今回はとりあえずと言う感じで準備不足でした、忘れ物も多くキャンプをすることで精一杯でした。
このキャンプ場は湖でどう遊ぶかが全てでしょう。もちろん見るというのもそのひとつです。
その他には釣りはしましたが、やはり湖面に出なかったので娘も不満そうでした。
30分いくらの貸しボートというのも慌ただしくて、ママの許可も出なかったので乗りませんでした。
ゴムボートがほしいな。
<1日目>
今年は長梅雨でまだ明けていませんでしたが良い天気でした。
サイトからの眺めです。水が予想以上に澄んでいました。
家には庭木を剪定した焚き付けがたくさん有るのですが忘れてしまいました。
サイトには野外炉があるのですが網も忘れてしまいました。
網は白馬方面のコメリで買いました。
焚き付けはパパが山から拾って来ました。
夕食は焼肉とママが決めてたのでとにかく火起こししなくては成りません。
火起こしがキャンプの目的のひとつなので、着火剤は使わずに炭をおこしました。
久しぶりの焼肉を青木湖を見ながら食べて美味しかった。
左側はすぐ隣のキャンプ場です。
写真がそこの桟橋です。
桟橋の後ろがボートハウスに成っていて夜も賑やかでした。
青木荘テント村のお客は皆静かでしたが、隣では夜遅くまで打ち上げ花火をしている団体がいました。

テント村のお客に大型バイクに乗ったお姉さんがいました。
一人用のテントを張って、その前で小さなイスでくつろいでいました。
若い娘を見る目が厳しいママも感心していました。
パパは天野礼子(?)だったか昔からそういう女性もいると思って見ていましたが、実際見たのは始めてかもしれない。
<2日目>
朝起きると青木湖は靄に包まれていました。
隣のキャンプ場の桟橋で釣りをしている人がいましたが、景色に溶け込んでいました。
パパも釣りをしたかったのですが餌を忘れてしまい、こちらでは釣具屋も見つからず餌が無いのでボーっと見ていました。

お客で犬を連れて来ているおじさんがいました。
そのおじさんは犬を放し飼いにしていました、犬連れこみOKでも放し飼いできるキャンプ場などありません。

シングルキャンプのおじさんが来ました。
慣れていないようでテントの設営に戸惑っていました、今朝颯爽と旅だったお姉さんと比べては可哀相だが何か侘しい。
日曜日の昼は一瞬我が家がキャンプ場を独占できました。
ママが退屈したのか上田から雨のキャンプを共にした夫婦を呼びました。
肉と炭とミミズまで持ってきてもらいました。ありがとう。
それでお昼は焼肉です。

せっかくだからミミズを餌に糸をたらしました。
パパは渓流釣り師なので浮釣り仕掛けは20年前の物です。
すぐ止めて戻ろうとミミズを引っ張ってきたところ、アタリがありました。
釣り上げてみるとブラックバスだったのです。
朝凄い勢いで小さい魚を追いかけている奴を見ましたが、いたのですね。
ブラックバス放流には反対ですし、青木湖には似合わないと思う。
パパも姫もバス一匹以外何も釣れませんでした。
女の子はもうじき釣りなんかしなくなるんだろうと思いつつパチリ。
この桟橋から糸を垂れていると、隣のキャンプ場の桟橋からルアー目の前にバシャと飛んできた。
こちらの竿の届かないところではあるが、気分が悪くなった。
キャンプ場に境はあるが湖には無いということか。
釣りもボートがあれば静かに楽しめるのになあ。

夜になると対岸にもほとんど明かりが見えません。
自動車と列車の明かりが時々見えるぐらいです。
<3日目>
朝起きたら青空がひろがり、靄も少なかった。
そのうちまた雲が出てきたが、その前にご来光を拝むことが出来た。
渓流釣りで日が昇る前から釣ることは多いが、日の出は拝めない。
本当にいいロケーションだ。
大糸線を走る列車が模型の様だし、国道を走る車もおもちゃみたいだ。
今日は朝から昨日の残りの肉で焼肉だった。3日連続焼肉(  ̄O ̄)
撤収時は松脂と虫の糞を落とすのにかなり苦労しました。
大きな毛虫が木に付いている様で何匹も落ちてきました。
パパの靴の中にも毛虫が入っていたが、ママが見つけてくれた。
踏んづけなくて本当に良かった。

2回目の感想 日付:2005年8月6−8日 
盆休みの前の週と言うことも有り、土曜の夜は深夜3時ごろでもボート小屋のマージャンの騒音とキャンプ場外での打ち上げ花火の音で騒がしかった。
日曜の昼は桟橋の前のサイトだったので子供の大騒ぎで五月蝿かった。
最近良くいる子供をしかることが出来ない親は離れたサイトでのんびりしていた。
この親は挨拶も出来ないし、カレーの残りを流しに捨てていた。
土曜日テントの横のサイトにバイク集団が来たが、毎年来ているらしく大騒ぎすることも無かった。
ただ、タープを張った上にあるハンノキがハンノキハムシと思われる幼虫で完全に葉が枯れていた。
上から1cmぐらいの黒い幼虫がポトポト落ちてきたが、ママも強くなったもので大騒ぎしなかった。
日曜の午後は大雨となったが、風呂から帰ると雨は上がり暗い中であったがバーベキューも出来た。
日曜の夜は静かで、月曜の朝は気持ちの良い幻想的な青木湖を眺めることが出来て良かった。 
このキャンプのポイント
前回の反省を踏まえてビニールボートを持ってきたので、湖で遊ぶことをメインにした。
ママは大池キャンプ場で作れなかったパンプディングを今回は作ること。
先に来ていた家族はカヌーを持ってきていた。
カヌーは高くて買えないし、不安定だ。
そこでゴムボートを買おうと思ったのだが、パパのお小遣いは少ないので結局安いビニールボートを買った。
ビニールは弱いので、ライフジャケットを付ける事で安全は確保した。

娘も漕いだが同じ所をぐるぐる回るだけでなかなか進めなかった。
釣りなどをするまでも無く、漕ぐ練習をしているだけで遊べた。
青木湖の水はきれいなので娘は泳ぎました。
と言ってもライフジャケットの装着訓練も兼ねた水遊びです。

二日目の午前中もボートに乗りました。
湖側から各キャンプ場を見て回りました。
キャンプ場の木で枯れていたのは我家の上の木だけでした。
娘が帰ろうと言うのであまり遠くへ行けませんでしたが、それが正解でした。
パパは足に日焼け止めを塗るのを忘れてしまい赤くなってしまいました。
普段と違うのは上半身ではなくて足でした。
肩は忘れても足に塗るのを忘れてはいけなかった。
月曜日の朝食は前回できなかったパンプディングでした。
初めて食べましたが、なかなか美味しかったです。
ただ朝食としては甘かったのか完食とはいきませんでした。

今回のキャンプで一番印象に残ったのは日曜日の大雨でした。
先日長野のキャンプ場で雷が落ちた事故がありました。
雷の音が聞こえるとその話になり、日曜日に来たママの友達が雷に弱く自動車へ入ってしまいました。
我家も自動車に避難したのですが、友達の旦那が残っていたのでまたタープの下に戻りました。
雨が小降りになった時でした、「バーン」と言う大音響と共に回りが明るくなり湖面の一点が光りました。
パパにはすぐ目の前の湖面に落雷したように見えました。
とにかく、生まれて初めて雷の光と音を同時に感じました。

3回目の感想 日付:2006年8月4−6日 
偶然ですが去年とほぼ同時期にまた青木湖に来ることになりました。
今回は3日間晴天が続きました、湖畔の木陰はとても快適でした。
土曜日の夜は去年と同じく、青木湖キャンプ場のボート小屋の大騒ぎと共同駐車場での打ち上げ花火が迷惑でした。
今回は2家族でA1とA2のサイトを使用しましたが、A3が空いていた為かゆったり過ごせました。
湖面に面したサイトは8割方埋まっていましたが、お盆になると山側のサイトも一杯になるようでかなりの混雑でしょう。
このキャンプのポイント
愛犬のキャンプデビューなので、ワンちゃんとのキャンプをを体験することです。
同伴した家族のポイントはグータラすることです。

キャンプデビューと同時にボート犬デビューも果たしました。
この後初泳ぎも体験したワンちゃんです。
標高は高くないのに涼しく感じたのは水面を渡ってくる風のせいでしょう。

犬連れなので我家はシャワーで済ますことになりました。
いつもは温泉なのでシャワーは初めてでした。
お金を入れてもお湯が出なかったり、我家の何倍も強い水圧に驚いたりシャワーも楽しめました。
ただ、狭いので何か工夫が必要です。
夕食メニューはすき焼きと定番(?)のパエリア。
すき焼きと言うのはダッチオーブンには合わない料理でした。
鍋の回りに集まって食べないと、肉が煮え過ぎてしまいます。

パエリアはアッと言うまに完食、美味しかったです。

ダッチオーブンを久々に使いましたが、煮物ばかりだと油分が抜けて錆が出易くなります。
メンテを確りやれば良いのでしょうが、手を抜いているのでブラックポットは遠い話です。

ママは家では天ぷら・フライ料理はしないので、アウトドアでやるよう提案してみることにしよう。
天ぷらの後はダッチオーブンの手入れは楽だと思う。

4回目の感想 日付:2007年8月9−11日 
またまた青木湖に来ることになりました。
今回も3日間晴天で暑い日が続きました、湖畔の木陰はとても快適でした。
金曜の夜に共同駐車場で旅館に泊まっている中学生のキャンプファイヤー(?)があり騒がしかったが、さすがに9時頃には終わったので静かな夜を過ごす事がで来ました。
今回も2家族できたのでA1とA2のサイトを使う事が出来てゆったりと過ごす事がで来ました。
このキャンプのポイント
今年はパパの仕事が忙しく、ママは気管支炎の発作が治らないので、ほんとにキャンプに行けるのか不透明でした。
仕事が忙しいのに、木金土と休みそのまま盆休みと言うヒンシュク物の計画に無理があったのです。
それで準備も何もしなくて、ダッチオーブンは取りに帰るはシュラフは忘れるは釣りの餌は無いという無計画キャンプでした。
シュラフは忘れましたが、ウッドデッキの薪は忘れませんでした。
ボロボロになった分とてもよく燃えました。
さすがに火持ちは悪く熾きは役に立ちませんでした。

ワンちゃんはすやすや寝ていますが、キャンプから帰る日”親海湿原”へ寄ったところ日差しが強くて熱射病に成りかけるのです。
とても暑い日が続いたのですが、湖畔は過ごしやすかった。
暑くなれば、湖水につかるととても気持ちが良いのです。

何の準備もしなくても青木湖は楽しませてくれました。
今回は夜にプレゼントがありました。
ひとつは”流れ星”はっきりとして長いのは始めて見ました。
つぎは”ホタル”数は少ないのですが、きれいでした。
今回の食事は1日目はBBQ、牛以外の肉と秋刀魚を焼きました。
秋刀魚は混雑している時は迷惑かもしれません。(ゴメン)
2日目の夕食はまたまた”パエリア”
とても美味しくで来ました、三日目の朝食にも残りを食べました。
(写真は朝日の写真にマウスを持っていって見てください)

隣のサイトは夫婦だけでしたが、料理を作るのはご主人だけで奥様は一切手出しをしないでハンモックでごろごろしていました。
「まるで○○家みたいだね」とママは楽しげに話していました。
三日目の昼はその夫婦も来た「樹安亭」で食べました。
手作りのパスタは美味しかったようですが、パパの食べたペスカトーレは期待外れでした。
バニラアイスにエスプレッソをかけたデザートは美味しかったが、500円と高かった。


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