囲碁雑記帳(2006年)

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九路盤道場(12.29)
開店休業状態の九路盤のボード碁会所であったが、2局終局した。
コスミさんありがとうございました。
一回一手だけというのはまどろっこしいと見えて、なかなか打ってくれる人がいない。
しかし、一手を大事にする事に成るので勉強には成ると思っている。
ネット碁では20分秒読み30秒5回で打っている。
時間切れで負ける事もあるのだが、これ以上長いと相手も少ないし私も集中が続かない。
逆転負けも時間が足りないのではなく、集中力がなくなる為がほとんどである。
お正月はのんびり盤を挟んで打ってみたいが、相手がいない。

年初の目標はKGSの1dであったが、レーティングが大幅に変わってしまったので分らない。
現在1dでは有るが、レーティングが変わる前は4kとワンランクダウン状態だった。
結局、レーティングは変わらずと言った所で終わった。
まあ、かなり数打てたので良かった事にします。

反省(12.01)
逆転負けが多いのは終盤が弱いためと思っていたが、精神面が大きそうだ。
勝負に拘りすぎているから気が抜けてしまう。
レーティングを上げようと思っているから勝ちたい。
囲碁はもともと勝つために打っているので当然のようだが、拘るのはいけない。
やきもちを焼く、薄い石を作る、ゆるむetcやってはいけないことをしてしまうのだ。
一気に優勢に成ろうとするのは間違いで不可能な事なのだ。
そうだ、無理な手を打っているんだ。
無理が通る事があるから、なかなか気づかないのだ。
負けた碁を見返すのはやはり重要だ。

安定化(11.19)
KGSのレーティングが安定化してきた。
そのため負けた分下がってきたがしょうがない。

囲碁は読みが基本だが、それ以外にいろんな要素があるから面白いのだろう。
コンピュータ相手のゲームと違い、精神的な影響が大きいのも良い。
私はほとんど布石は固定しているが、自由な発想も楽しいだろう。
強くなるには苦しい訓練が必要なのだが、難しい詰碁は脳が受け付けない。
単純な形の詰碁は芸術的でパズルのようで楽しい、そんな詰碁集はないだろうか。

1dになる(11.8)
KGSで1dになった。
レーティングシステム変更のおかげなので強くなったわけではない。
1dの幅が広がったので、2dは遠い。
勝ちにくくなったのだが、その分気が抜けない楽しい対局が出来るのはありがたい。

3手パス(10.31)
9月以前のKGSはレーティングが広かったため、同ランクであればかなり実力が接近していた。
4kに落ちてもなかなか勝率が上がらなかった。
レーティング変更によってランクの差が大きくなり、置碁も白がかなり楽になった。
現在1kの上位にいるので手合い上有利である。
と言っても私のレベルではコミはさほど勝敗に関係ない。
昨日の対局で、攻め合い勝っているのに駄目をつめている間に相手に3手連打されてしまった。
攻め合い勝ちを読めていなかったお粗末である。
相手は投げ場を求めていたのに、3手も連打しては投げられなくなる。
活きればいいだけなのに、死にそうになってドタバタの末活きて勝ちになった。
ドタバタも楽しいのではあるが、レベルの低い碁になったのは私のお粗末な読みのためだ。
相手は攻め合い負けを読みきっていたから、私が3回パスしたと感じた訳で勝つ気も失せた
のだろう。
申し訳ないことをした。
KGS(10.17)
レーティングシステムがまだ安定していない。
変更後上昇して喜んでいたが、打っていない人も同じくらい上昇していた。
全勝している人も大きな差が無かった。
これは過去の成績を含めて計算しているためと思われる。
打っていない人は過去の対戦相手のレートが上昇したための上昇であろう。
4dクラスはレートが以前と同じなので、置碁を打てば勝率が下がり上昇は止まるだろう。
しかし置碁は少ないのでまだ上昇が続きそうだ。

名人戦(10.13)
ネットで観戦していたが、日本棋院のサイトではアマの会員がチャットで盛り上がっていた。
「黒勝ちだ」「白勝ちだ」と書いている人が良くいる。
私はまったく分らないので、形成判断が出来る人は偉いと思う。
まあ、棋力から見て当てにならない事は確かなのだが、ぼんやり見ているよりずっと良い。
対局でも終盤になるとぼんやりしてしまう、根気はどうやって養えばいいのだろう。

この対局では終盤名人に見損じが有って半目負けとなった。
途中にもいろいろあやが有ったのだろうが、一目の手しか無いような終盤でのミスだ。
ポカと言ってはそれまでだが、有り得ないことも起こる勝負の恐ろしさを見た。
ソフト変更で1kに昇格(09.28)
レーティングシステム変更後も上傾向が強い。
もうじき安定化すると思われるし、大分まともな段級位になった。
プロを9dとして井目が1dぐらいのレートが標準としての話である。
プロが真剣にアマと打つ事は無いが、真剣に打ったとしてのレートだ。

置碁において白不利は無くなった様だ。
白勝ちの碁が多くなった。
ますます良い碁会所になった。
KGSバージョンアップ(09.20)
サーバーもプログラムの変わったようだ。
レーティングシステムの変わったので、2kになった。
全体を圧縮したので30kは22kと8ランクアップしている。
トップは9Dで変わらないが、表示が無いだけで11Dだったのが9Dに下がっている。
実質影響は無い、置碁のハンディが適正に近づいただけである。
4子だった人が3子になるぐらいであるからだいぶ改善されたと言えるか。
1Dでも2ランク上がった人もいるので、ハンディ変わらないこともある。
やはり下手有利は変わらない。
連碁が出来るようになったりソフトは進歩している。
無料で何故運用できるのだろうか不思議だ。

4kで更なる連敗記録(09.02)
現在5連敗中で気分が悪い所です。
中盤にマイナス手を連発して負けるというパターンです。
分っているのに優勢だと思った瞬間に気が緩んでしまう。
これは一般的な人間の弱点ですが、優勢になった途端に用心深くなる人もいる。
これは性格によるもので直らないかもしれない。
と言っても、悪手のレベルが4以下と言う事で実力通りの結果である。
問題は弱くなったのか良く分からない事です。
レートがまたキツくなっている可能性も有るからです。
4kで連敗中(08.28)
戒めとして「なめるな!かっとするな!」と言う言葉をHPに書いているが、
忘れていた。
ミスをすると冷静さを失ってしまう。
すぐ無理な手を打って自滅することになる。
冷静に局面を見ると挽回可能である事が多い。
ミスをする時は勝ったと思って気が緩んでいる時だ。

先日カッとしたのはKGSのサイトから居なくなった人間が戻ってきて、
私をエスケーパー呼ばわりしたからである。
どんな理由で落ちたとしても、すぐに戻らなければ相手にとっては迷惑な話だ。
相手が次の対局を始めていたら、謝ってから後で再開するべきである。
チーターと言うより勘違い人間なのだが、カッとしたのは人間が出来ていない証拠
であり対局にも悪影響が出でしまった。

4kに陥落(08.22)
明らかにへぼな手を打っている。
実力低下と言う事だ。
やはり詰碁かな。
詰碁をやる事が出来る脳ミソでなくてはいけないのだと思う。

また連敗(08.09)
現在4連敗中です。
時間が無いとまるで駄目だが、時間が有ってもすぐ打ってしまう。
考えられないのである。
相手が長考している大事な局面で、すぐ打ってしまう。
読むと言う作業が出来ないのである。
仕事においても最近集中力が続かないが、それと同じだろう。
脳の働きが悪いと言うことだ。
囲碁自体が脳のトレーニングの意味もあるのだから、囲碁のためにまた他の
トレーニングをするのも変だ。
負けてもトレーニングにはなっていると考えるとしよう。
確かに悪手を打った後は頭が活性化する。
それでは負けだけれど、トレーニングとしてはそれなりの効果が有りそうだ。

連敗中(07.27)
中盤から終盤で逆転されるのはいつものことだが、ちょっと違うようだ。
ごちゃごちゃしてから間違うのではなく、単純な局面で間違える。
あまし戦法に特に弱い。
地を取ってから「どうぞ攻めて来い」と言う戦法だ。
決して形勢は悪くないのだが、中盤の力が弱いので簡単に生きられてしまう。
特に一手間違えれば地が足りなくなる。

冷静に考えてみれば、手が見えないということで弱いだけの話でした。
流れとしても、攻める立場に立つのは良いことでした。
勝敗にこだわるならば、打ち方を変えることも一案です。
しかし、布石は固定して中盤の練習をしていたのでした。
勝敗に拘り過ぎたのが、悪循環となっていたようだ。
書いているとやっと分かってきました、まさに反省文です。

連続完敗(07.23)
KGSでランクを上げようと打っていたが、連続して序盤でのツブレでがっくりときた。
力の差を感じたが相手は3k、4kである。
活きていた石が死んだり、要の石を取られたり、一手が読めない。
検討するまでも無く、私が弱い。
最近対局数は多いので目が慣れていない訳ではない。
ポカは昔から多いが、それは楽観した時で序盤にポカするようでは碁にならない。
かなり落ち込む負け方であった。

置碁(07.17)
最近置碁を打っていない。
強い人に打ってもらうと、自分の欠点が良く分かってありがたい。
昔から好きなのだが、KGSでは打ってもらえないし自分も置かせることも無い。
それは前にも書いたが、1階級差が半目程度であり置かせるとなかなか勝てない
からです。
私の2・3子局の黒番の勝率は8割5分でした。(11勝/13局)
その点ネット棋院は自動的に組み合わされるので、置碁が多く良かった。
置碁で無くとも負け碁にはたくさん悪手があるので、反省材料は豊富にある。

KGSのランクは安定(06.09)
子供のスポーツ活動のために囲碁合宿に参加出来なくなりました。
陸上やミニマラソン大会は毎週のように有ります。
関係者の皆さんの熱心さには頭が下がります。

囲碁に関しては老人会にサークルがあるだけです。
3〜4年前に子供向けの町の囲碁教室があったのですが、消えてしまいました。
自分の子供に囲碁をさせるのも大変ですから、普及活動は難しいと思います。
「ヒカルの碁」の影響は凄かった、普及活動も方法論なのでしょうか。

KGSでは3kをなんとか維持しています。
内容は大石を取られてからの粘り勝ちなどお粗末です。

とうとう4kに陥落(04.16)
負け越しているがひどい連敗をしたわけでもないのに急落して、4kである。
実力通りなので4kに不満は無いが、集中すれば負け越すレベルではない。
「楽の後に苦あり」で生活でも苦労しているが、囲碁では「雑の後に負けあり」だ。

囲碁はボケ防止になるか?(02.26)
囲碁を楽しんで頭の働きが良くなればこんな有り難いことは無い。
しかし、頭を使っているのか疑問である。
碁は頭を使わずに打ててしまうのである。
まったく使わない訳ではないと思うが、パターン認識と言うか第一感というか
思いつく手を打っていれば一局が終わってしまう。
そうでないと時間ばかりかかって困るのですが、自分が急所と感じた所では
じっくり読まないとたとえ勝っても頭は使っていない気がします。
自分と同じ棋力の相手では負けてしまうのも当然です。
棋力がまったく向上しないのも読まないで打っている証拠かもしれません。

「急所で読もう」

2kが遠のく(02.03)
負け越しているので、ランクのグラフは下がるだけです。
勝負どころで読み負けが多い。
以前のように楽観してのポカではなく、大事な所で読み負けている。
戦闘場面でも布石ののように読み無しで打っているのがまずいらしい。
基本的に読み無しで打っているが、布石はプラスの手が打てる。
中盤で間違えると石が取られて勝負が着いてしまう。
当たり前のことだが、結局打った後で後悔することの繰り返しだ。
急所で深く読むことは出来ない、一応読んで打っている訳だからだ。
読んでも分からないので、エイッと打つ手が悪手なのだ。

「急所で我慢」
これでしばらく打ってみようか。

抱負(01.13)
またまた年頭に当たって抱負を書く。
昨年まではネット棋院の段が目標であったが辞めてしまったのでKGSに変わった。
年初は3kで現在も3kのまま、1dが目標です。

相変わらず、冷静さを欠き集中力が続かない。
これは私の現在の能力であり、簡単に変わるわけもない。
しかし、ミスをした後集中力は戻る。
相手の集中力は落ちるので逆転が無いこともないが、後味が悪い。
多かれ少なかれ悪手を打ち合うのが囲碁と言うゲームである。
気が付かない決定的な悪手も多いはすだ。
相手に咎められなければ、何事もなく進行してしまう。

奥が深いから面白いわけで、この歳で急に強くなることが出来るはずもない。
確実な方法が無いわけでもない、詰碁をすることだ。
気が進まないからこそ効果があるのだろう。

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